SAZA COFFEE

会社プロフィール 70年余の歩み

サザの語源は、『且座 』
サザコーヒー、70余年の物語です。  

1942年

(昭和17年) 勝田宝塚劇場が開設した。社長は鈴木富治。第2次世界大戦の戦時 に現在の東宝が建設。資財は日立製作所が提供し、木造3階建800人収容の北関東一の映画劇場。当時の勝田町にしては都会的でモダンな娯楽の殿堂が出現した。開設した年に鈴木誉志男が 誕生する。

1969年

(昭和44年) 映画が冬の時代を迎える時に、サザコーヒー店を開業する。 店名は且座(サザ)コーヒー店。 サザの由来は、臨済宗「且座喫茶」から、「さあ、座してお茶を飲んで下さい」の意味。禅の 心でコーヒー提供が出来ればとサザコーヒー店を始める。その年に奇しくも長男太郎が誕生した。

1998年

コロンビア・カウカ州にサザ農園を開設。自分の手で美しいコーヒーを生産したい。これはコーヒーを志す者の共通の願望だ。 自分の理想とする美味しいコーヒーを生産したい。コロンビアのアンデス山脈の麓、カウカ州の ティンビオ、グルメコーヒー産地に5ヘクタールの農園を開設した。
美味しいコーヒーをつくりたい。コーヒーの甘みを出す。限界点ギリギリの過酷な高度2000 mの環境を選び、種や苗から樹を育て、豆の熟度にこだわり一粒一粒丁寧に手摘みをして、手間をかけて天日干しをする。目と鼻と舌で良質なコーヒー豆だけを妥協せずふるいにかけてきた。

2008年

(平成20年)さらに本腰を入れてコロンビアに20ヘクタールの農園を増設する。元コロンビアコーヒー生産者連合(FNC)の品質最高責任者エドガー・モレノ博士をパートナーと して迎える。

2017年8月

(平成29年)コロンビア・カウカ州のコーヒー生産者協会のコーヒー品評会でサザ農園が優勝した。サビ病による被害での2度に渡る全滅を経験しても理想のコーヒーづくりを諦めずに、農園開設から19年目にして、品評会での優勝という悲願を達成した。

私たちは単なるコーヒー販売企業ではない。突出したものにこだわり、最高の素材を求める「コーヒー農園主」である。職人魂と科学する心を持ち、いつもベストを求める。加えて、人々にコーヒーの驚きと感動を贈る「コーヒーメーカー」であり、最高のホスピタリティーと誠実な心で豊かな時間を提供する「おもてなしのカンパニー」でもある。
この3つの使命のもと、私たちは最良のコーヒーとコーヒー文化を届ける。これが、アイデンティティーである。

サザコーヒーの歩み
(沿革)

1942年
勝田宝塚劇場設立 代表取締役社長 鈴木富治
鈴木誉志男誕生
1969年
JR常磐線 勝田駅前に珈琲店且座(サザ)開店
鈴木太郎誕生
1972年
JR常磐線 日立駅前に珈琲店且座日立店 開店
1973年
水戸市泉町に珈琲店且座水戸店 開店
コーヒー豆の自家焙煎を開始
1979年
焙煎工場設立(ドイツ製焙煎機プロバット25kg 設置)
1983年
長崎屋勝田店 開店
1985年
勝田商工会議所店 開店
1988年
勝田宝塚劇場閉館
1989年
サザコーヒー本社、本店 落成
ドイツ製焙煎機プロバット45kg 設置
1990年
資本金2650万円に増資
1991年
社名を株式会社サザコーヒーに変更
1994年
グァテマラ サンセバスチャン農園と契約
1996年
鈴木誉志男 勝田信用組合理事長 就任
1997年
鈴木美知子 代表取締役社長に就任
1998年
コロンビア カウカ県にサザコーヒー農園開設(自社経営農園)
コロンビアコーヒー生産者連合会員
1999年
茨城県庁11階に サザコーヒー県庁店 開店
2000年
エルサルバドル ロスピリネオス農園と契約
コロンビア・ウイラ州、グロリアス農園と契約
2005年
JR品川駅構内に サザコーヒーエキュート品川店開店
2006年
ケーキ製造専用工房設置
水戸京成百貨店内に サザコーヒー京成店 開店
2007年
JR大宮駅構内に サザコーヒーエキュート大宮店 開店
2011年
コロンビア・カウカ州に20ヘクタールの農園を増設
東急二子玉川ライズ内に サザコーヒー二子玉川店 開店
JR常磐線水戸駅南口に サザコーヒー水戸駅店 開店
大洗リゾートアウトレット内に サザコーヒー大洗店 開店
2012年
JR常磐線勝田駅東口に サザコーヒー勝田駅前店 開店
2014年
コロンビア農園、精製所落成
茨城大学文京キャンパス内に 茨城大学ライブラリーカフェ 開店
製造部第二工場開設 (アメリカ製焙煎機スマートロースター設置)
2015年
TXつくば駅 Biviに つくば駅前店 開店
2016年
水戸市立芸術館内に 芸術館店 開店
TSUTAYA LALAガーデンつくば店 開店
2017年
製造部第三工場(菓子類包装室)設置
コロンビア カウカの品評会でサザ農園 優勝