コーヒーのおいしさは、
焙煎機が左右する。だから、
1970年代からドイツ製です。
1868年にドイツ・エメリッヒに誕生した老舗、
『プロバット社』の焙煎機にこだわってきました。
焙煎機とは、コーヒーの生豆を煎る機械のことです。生豆がいくら最高品質であっても、焙煎技術に秀でていなければ、おいしいコーヒーは決して生まれません。そこでサザコーヒーは、世の中を先駆けて、1970年代にプロバット社製の焙煎機を導入しました。同社の焙煎機には、コーヒー文化の本場、ヨーロッパのこだわりの歴史がぎっしりつまっているからです。
一つ上いくプロバット社の焙煎機
3つの輝き
「ヨーロッパ中で、最もコーヒーがおいしい国はドイツだと思う。」多くのコーヒー通がそう賞賛します。ドイツ人の緻密さでもって、コーヒー豆の生産品質を厳選しますし、一粒一粒が揃っていることにも徹底的にこだわります。また、焙煎においても深煎りと焙煎鮮度に妥協はありません。これらの姿勢において、サザコーヒーはドイツに勝るとも劣らない。そう誇っています。ドイツ人のコーヒー愛は、18世紀前半に活躍した大作曲家J・S・バッハの楽曲にも表れています。コーヒーを愛したバッハは、当時のコーヒーの流行をふまえて、「カンタータ」という歌劇を残しています。コーヒーに夢中な父と娘が主人公で、「日に3度のコーヒーを欠かせば、苦しさのあまり、干からびた山羊肉のように萎んでしまう」といった歌詞が特徴的です。
ドイツの精緻な工学技術に裏づけられたプロバット社は、おいしいコーヒーに不可欠なアロマの醸成や、コーヒー豆の割れ・酸化を防ぐ、深い知見を長い歴史の中でたくさん蓄積しています。同社の高性能と、サザコーヒーの焙煎職人の熟練の技が融合することで、コーヒー豆の品種ごとに表現したいおいしさを、非常に高いレベルでコントロールすることができます。つまり、豆ごとの風味という個性をきわだたせ、しかもそれらを多様に提供できるということです。